
「ボールを曲げたい」というのは,多くのボウラーの切実な願いです.
でも,ボールがなぜ曲がっているのか,ということがわかっていないと,
どのようにしていいのかあまりよく理解できません.

そこで,まずはボールが曲がる理由を簡単に紹介します.

まず大事なことは,「
ボールが回転しないとボールは曲がらない」ということです.
ボールとレーンとの間には,小さいですが摩擦力が働いています.
そのため,ボールが回転していると,その摩擦でボールが回っている方向に曲がろうとするわけです.

ボールを曲げる第一歩としては,ボールをしっかり回転させること,
そしてその回転の向きが,曲げたい方向に回転していること,ということを確認することが大切になります.

ボールがどのように回転しているかどうかを確認するには,
ボールに目立つ目印があると見やすいです.
たとえば,目立つ色のテープを貼っておくとか,指穴のゴムをカラフルなものにしておく,という感じです.
そうすると,それが回転するのを目で追えば,
何回転しているのか,どの向きに回転しているのか,を確認することができます.

テープがない場合のボール

テープを貼った場合のボール

指穴が黄色なので,テープを貼らなくても比較的回転が見えますが,白いテープを貼ることで,回転が見やすくなっていることがわかると思います.
(ボールの回転はこれくらいがいい,という目安ではないので,あしからず・・・.管理人はボールの回転数が少ないので 笑)
ただし,テープを貼る場合は,はがれないように注意してください.
はがれかけたら,すぐにはがすようにしてください.
レーンにテープが落ちてしまうと,他の人にとても迷惑をかけてしまいます.
特に,公式戦では決してテープは貼らないようにしましょう.
練習のときだけ,テープを貼るんだ,と思っていてください.
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「
ボールの回転」で説明したように,
ボールとレーンの間には少ないながらも摩擦力が働いています.
この摩擦力の大きさを決定しているのが,オイルです.

オイルはレーンを保護する役割もあるのですが,
ボウラーにとって気になるのは,
ボールの曲がりにどれくらい影響するか,
ということだと思います.

レーン上のオイル分布がわかれば,
どのくらいボールを回転させ,
どのくらいボールのスピードを出せばよいか,
どのくらいの角度でボールを投げだせばよいか,
ということがなんとなくつかめてくると思います.

しかし,この「オイル分布がわかるようになる」というのは,非常に難しい課題です.
間違いないのは,「
コントロールが良くなること」がとても重要です.
コントロールが良くなければ,
ボールが曲ったのが,オイルの分布のせいなのか,コントロールをミスしたからなのか,
その原因をつかむことができないからです.

まずは,日頃のコントロールアップを目指してください.
そうすると,おのずと
「あの辺りにオイルが多いぞ」
「あの辺りはオイルが少ないぞ」
「キャリーダウンしてるぞ」
というのがわかるようになってくると思います.

オイルと同じように,摩擦に影響しているのが,ボールの表面素材です.
つるつるの表面の場合には,レーンとの摩擦がほとんど発生しなくなるため,
ボールを回転させても曲がらないようになります.
逆に,表面がざらざらだったり,粘りのあるような表面の場合には,
レーンとの摩擦が大きくなるため,ボールを回転させるとその回転方向によく曲がるようになります.

意外と見落としがちなのは,ボールのコア形状です.
コアの形状(重さの偏り)が異なると,曲がり方が変わってきます.
回転している方向に対して,コアが重く偏っている方にボールは曲がります.

新品のボールに指穴をあける場合,この重さの偏りを考慮して指穴の位置を決定します.
簡単に説明すると,右投げの場合には多くの場合,小指側に重さが偏っていると思います.
そのようになっていると,何も考えずにボールを投げると,自然とある程度左に曲がります.